「あーもう、赤シートでも全然覚えられない!!」ってことありませんか?でも、いつでも語呂合わせが思いつくわけでもありませんよね。そんなときに役立つ4つのコツをご紹介します。これで、強引にでも覚えられること間違いなし!!
コツ1:なるべく理解して覚える
歴史の年号や人物名、単語など理由のないものは仕方ないですが、基本的には理解して覚えるのが効果的です。なぜそうなのかという背景を理解するだけでグッと覚えやすくなるだけでなく、変化球な問題にも対応できるようになります。「なんでそうなのかな?」と考えるクセを普段からつけてみましょう。
コツ2:音を活用
なかなか覚えられないときには、目で覚える以外の方法をあわせて活用しましょう。とくに、音による情報は意外と記憶に残りやすいです。
先生の口癖やCMのフレーズなど、何度も耳にしたフレーズって結構頭に残りませんか?リズムに乗せて口ずさむことは、実は意外と効果があるんですよ。
「享保の改革=徳川」をどうしても覚えたいのなら、「享保、徳川~!」とリズムに乗せて何度も口に出してみましょう。そうすれば、ど忘れしたときでも「享保、徳川~!」の一節がきっとフラッシュバックしてきます(笑)。
とくに、英単語などの場合は、声に出して覚えましょう。声に出すことで発音問題にも対応できるようになりますからね。
コツ3:固有名詞は知っている単語を強引に組み合わせる
ひたすら書いて覚えるのもよいですが、訳の分からない人物名や単語などの固有名詞を覚えるときは、知っている単語を強引に組み合わせてみましょう。語呂合わせでなくても構いません。
例えば、フランシスコ・ザビエルがどうしても覚えられないならば、知っている単語を強引に組み合わせてみて「フラスコ、錆出る」とか…(苦笑)
コツ4:1対1対応では、きっかけをつくる
ある人物とキーワードをくっつけるなど1対1対応で覚えたいときは、語呂合わせでなくとも本当に些細なものでいいので、何かきっかけを作ってみるとよいですよ。
例えば、「享保の改革=8代将軍徳川吉宗」とリンクさせたいときは、「今日は得(今日⇒享、は⇒8代、得⇒徳川)」と2個の単語の頭文字をくっつけてみましょう。ただし、くっつけてできた言葉が短すぎるといけません。
徳川の「と」と、享保の「き」を合わせて「とき」と覚えたところで効果は薄いのが分かりますか?ただの一般名詞なのでインパクトに欠けますし、水野の「み」と合わせて「みき」としたときとの区別ができません。なるべく意味の通る言葉にしましょう。
また、「享保の改革と天保の改革がそれぞれ水野か徳川か分からない」ときのようにどっちがどっちか分からない場合は、「『きょうほう』は5文字で『てんぽう』の4文字よりも長いから、文字数の長い『とくがわ』が『きょうほう』で、短い『みずの』が『てんぽう』」と文字数の多さで覚えたりすることもできます。他にも、「濁点の有無」、「頭文字が同じ」とかなども考えられますね。
とにかく、きっかけをつくることが大事です。
まとめ
丸暗記しようとしないで、とにかく何らかの足がかりを用意することが大切です。しかし、色々書きましたが、結局のところ暗記の方法などといった勉強法は人それぞれです。自分が一番合う方法でいいと思いますよ。