治らない人必見!3カ月でケアレスミスを90%なくす3ステップ

ケアレスミスをなくす3ステップとは

「気を付けているはずなのになかなかケアレスミスが治らない!」というそこのアナタ!私も受験生時代にこの「ケアレスミス」に散々苦しめられてきました。他の人に相談してみても、「問題文をよく読め」や「集中しろ」というようなことを言われておしまい。

しかし、ある方法を実践してみた結果、なんと90%近くもケアレスミスを減らすことに成功しました。そこで、ケアレスミスにお困りのあなたにその方法を3ステップで伝授します。これを読めば、数か月後にはあなたはケアレスミスに悩まされずに済むはずですよ!!

まずはケアレスミスの原因をおさえる

何でもそうですが、対策を考えるときにはまず原因をしっかり把握しておく必要がありますよね。そこで、私の今までの経験からケアレスミスを犯してしまうよくある3つの原因をお伝えします。

原因1 慣れや思い込み、クセが邪魔をする

「合っているものを1つ選ぶ」のならば間違えない

お待ちなさい

例えば、「合っているものを1つ選びなさい」という形式の問題があるとしましょう。「合っているものを1つ」というのは、経験上ごく自然なことですよね?だから、ミスをすることはまずないと思います。

では、これが「誤ったものを1つ」になっていたらどうでしょうか。太字などで強調されて目立っている場合は、それが「信号」となります。そのおかげで、「何か気を付けないといけないのかな」と脳が判断してくれますので「誤ったもの」を選ばないといけないということに気付きやすくなります。

「間違えているものを1つ選ぶ」となると間違える

でも、何も強調がされてなくて他の文字と同じように「誤ったものを1つ」と書かれていたらどうでしょうか。問題文を文字通りにちゃんと読むことができれば何も問題ありません。だって、そう書いてあるのですから。

しかし、問題文を普通に読んでいると「誤ったものを1つ」と書いてあるのにもかかわらず、「合っているものを1つ」と勝手に思い込んでしまうことがあります。なぜでしょうか。それは、慣れ」や「思い込みがそうさせているためです。

勝手に脳が思い込んでしまう
思い込んで間違えてしまった

「~のものを選びなさい」のようなフレーズを何度も何度も目にしてきましたよね?そのうちのほとんどは「合っているものを1つ選びなさい」というものだったと思います。だから、あなたの脳は「~のものを選びなさい」のような文言をみたら「合っているものを1つ選びなさい」と書いてあるものだといつの間にか「学習」してしまっているのです。

それゆえに、「誤ったものを1つ」と書いてあるのにもかかわらず、「合っているものを1つ」と書いてあるはずだ!と脳が勝手に思い込んでしまうのです。まったく迷惑な話ですね。

もう一つ例を挙げてみましょう。英文を読んでいる途中でなんか変だなあと思っていたら、adoptではなくてadaptだったことに気付いた…なーんてことが私はよくありました。私はadaptをadoptだとずっと思い込んで英文を読んでいたのです。似たような英単語の場合、印象に残っている方の単語の一方に勝手に脳内変換されてしまうことがあります。私にとっては、adoptの方がよく見る普通の英単語だったからですね。

このように、今までの学習や慣れなどから思い込みができてしまうと、もしあなたにとっての「普通」と違ったときにそのことに気付きにくくなってしまいます。1語1語意識して注意深く読まないと、文字通りに読むことは意外と難しいのですよ?

「クセ」もケアレスミスを誘う

人にはクセがある

さらに、人にはそれぞれクセがあります。先ほど説明したような「慣れによる思い込み」とは少し異なるものです。例えば、私はなぜか13×4を42としてしまうのですが、皆さんはそんな間違いしないと思います。当たり前ですが、私は13×4が42であることを「普通」だと思ったことなんてありません。でも、なぜか間違えてしまうのです。

他の人には無意識に出来ていてもなぜかあなたにとっては意識しないと間違えてしまうことがあります。私はこれを「クセ」と呼んでいます。このような「慣れ」、「思い込み」、「クセ」があなたをケアレスミスへと誘っているのです

原因2 集中力が散漫になっている

注意力が散漫な人

疲れているとき、眠いとき、急いでいるときやどうしても気になることがあるときなどは集中力が散漫になりがちです。そういった場合はケアレスミスを犯しやすいので要注意。思考力が低下しているため、普段なら間違えないこともなぜか間違えてしまいます。

原因3 ケアレスミスを言い訳にしている

これは、マインドの問題です。当たり前ですが、ケアレスミスも立派なミスです。解き方が分からなくて90点でも、計算ミスで90点でも、どちらも同じ90点です。この90点に何ら違いはありません。

「ケアレスミスがなかったら100点だったからまあしょうがないか…」など思ってはいませんか?ケアレスミスを軽くみていませんか?ケアレスミスを言い訳にしていませんか?まずはその考えを改めない限り、残念ながらあなたは永遠にケアレスミスを犯し続けます。ケアレスミスも立派なミスだと認めたうえで、しっかりと向き合う姿勢が大切です。

ステップ1 注意すべきところに意識して注意する

それでは、「ケアレスミスを90%なくす」具体的な方法に移りましょう。すでにお伝えしたとおり、私たち人間には「思い込み」や「クセ」がどうしても存在しているのでした。そして、この「思い込み」や「クセ」を防ぐには「しっかり意識して注意を払う」ことが必要不可欠です。

もちろん、すべてにしっかり注意を払えることが理想ですが、そんな超人技はまずできませんよね。すぐに疲れてしまいます。たとえすべてに注意を払っているつもりでも、実際は全体をまんべんなく注意しているだけで、しっかり注意しているとは言えまえせん。ですから、「注意を払う必要があるところに意識を向けて注意」すればよいのです。

お待ちなさい

例えば、外を歩いているときを思い出してください。前にある信号や車道などは注意すると思いますが、「道路が陥没しないか」を普段から考えて歩いている人っていますか?まあ、まずいませんよね…(;^ω^)

「道路が陥没する」なんて滅多に起きませんから、そんなことまで考えていたら間違いなくパンクしてしまいます。

ステップ2 ケアレスミスを記録してあなたのパターンを知る

では、「注意を払う必要があるところ」、つまり、あなたがケアレスミスを犯しやすいところをどうやって把握するのでしょうか。それには、自己分析が一番よい方法です。まず、今まであなたが犯してしまったケアレスミスをすべて集めてデータベース化しましょう。過去のテストや問題集などを片っ端から集めてきて、データを集めてくるのです。

ケアレスミスの記録を取ろう

もし、過去のテストなどがなくても気に病むことはありません。今から3カ月程度かけてデータを蓄積していけばよいからです。そうして、ある程度あなたのケアレスミスのデータが集まってきたら、そのケアレスミスをタイプごとに分類します。この一連の作業を「自己分析」と私は呼んでいます。

自分の弱点を記録するのは少し辛いですが、ケアレスミスを克服して今のあなたを変えるためにはやるしかありません。こうすることで、「あ、私は余事象を求めるときに、1から引くのを忘れがちなんだな」「あ、私は2+3を6にしがちなんだな」など、あなたが犯しやすいケアレスミスのパターンが自然と客観的に見えてくるはずです。

人によって「思い込み」や「クセ」は異なります。ですから、あなたのケアレスミスのパターンはあなた自身で見つけないといけません

ステップ3 ケアレスミスのパターンを意識して行動する

あとは、行動あるのみ!

自己分析を通して、あなたがケアレスミスを犯しやすいところを把握することができたら、あとはそれを意識して行動あるのみ。例えば、「合っているものを〇個選びなさい」というようなフレーズを見かけたら、「誤っている場合はないか?」と意識して疑ってみる感じで全然オッケーです。要するに、あなたにとって危険を知らせる「信号」となってくれるわけです。

また、そのフレーズのところに鉛筆でグルグルとマークを付けて目立たせておくのも効果的です。こうして強調しておくことで、脳は自然とそのフレーズに注意を払うようになりますからね。

人間である以上、ケアレスミスを0にすることは出来ませんが、限りなく0にすることは可能です。ただ漠然と全部を注意するよりも、「私はこういうミスをしがちなんだな」というところを意識しておくだけで、ケアレスミスがぐっと減るはずですよ。

まとめ

ケアレスミスを減らすためには、どういうミスをあなたがよくやってしまうのかを自分自身で把握することが大切です。まずは、あなたが犯してしまったケアレスミスをしっかり受け止めて記録していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

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