1つでも破ると危ない！人間関係の失敗を防ぐ掟を知ろう

人間関係で失敗しないための鉄則は、「可愛がられる」「嫌われない」こと。しかし、１つでも破ると人間関係が失敗する恐ろしい掟があることをご存知でしょうか。とくに、これから新しい人間関係が始まる方は、必ずチェックしてください！

郷に入っては郷に従うべし

「先輩より30分早く来て当然」とか、「え？何その意味不明なルール？」と思うことが1つや2つはあるはず。しかし、いきなり「それはおかしい！」と文句を言うのは、得策ではありません。それは、人間は、組織や集団に染まってしまう生き物だからです。だから、たとえ外部の人から見れば「おかしい」と思っても、内部の人からすれば「当たり前」なのです。

そこで、いきなり否定せずに、そのルールができた理由を先輩にこっそり聞いてみましょう。もしかしたら、ちゃんとした理由があるのかもしれません。もし理由がなければ、先輩もそのルールのおかしさに気付いてくれます。地位や権力がない場合は、地位や権力がある人に促してみることがいいでしょう。決して自ら矢面に立ってはなりません。

アドバイスや忠告は素直に受け取ったフリをしておくべし

先輩の考えやアドバイスが、自分の思いや考えと異なることもあるはず。しかし、そこで反発したところで、「自らの意見を貫き通す」ことと引き換えに失う代償が大きすぎます。

そもそも、あなた自身の考えが正しい保証はありません。あなた自身の考えや価値観は、生まれ育った環境に大きく影響されているからです。例えば、私たちは「服を着て当然」と考えますが、アフリカなどでは「裸が当たり前」だったりします。

ここは、一旦素直に受け入れて実際にやってみてから判断してみてはいかがでしょうか。

発言する前に一呼吸置くべし

人間関係が失敗する一番の理由は「失言」です。口は禍の元なので、発言する前に一呼吸置く癖をつけましょう。感情的になって言いふらすなんてご法度ですよ。

自分の価値観を押し付けないべし

「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」とはよくいったもので、自分は自分、他人は他人です。あなた自身の考えや価値観は、生まれ育った環境に大きく影響されているのですから、「あなたの考えや価値観が絶対的に正しい」ということはありません。ですから、「最初は生ビールにすべき」なんてことを押し付けてはいけません。細かいことは気にせず、寛容になりましょう。

人間関係では「中立」を意識すべし

ひとたび敵を作ってしまうと、人間関係が脅かされます。AさんとBさんが対立していたとしたら、AさんにもBさんにも付かないのが得策です。他人の悪口を聞いても、決して肯定してはいけません。「そうなんだ」と受け入れるだけで十分です。さもないと、あなたも「悪口を言った」ことになってしまいます。

他人に言った悪口や嫌味は、全て自分に返ってくると思うべし

「相手の気持ちになって考えてみよう」ということは、小学生でも知っています。しかし、ついつい忘れてしまいがちなもの。「悪口や嫌味などを他人に言う」ということは、「悪口や嫌味を言われる」ことと同じだと思いましょう。とくに、女性は群れるため、たった1人の女性(とくにお局様)に嫌われると、女性全員に嫌われると肝に銘じることです。

悪口や嫌味を言ってしまう原因は、劣等感や自信のなさです。言い訳をしないも参考にしましょう。自分を高めていけば、自然とそういうことをしなくなりますよ。

自分だって知らないことはあると思うべし

「あらゆることを知っているわけではない」と思っていれば、無意識のうちに人を見下すことはなくなります。

指摘してくれる人は、実はありがたいと思うべし

注意してくれる存在は大切にすべきです。わざわざ人に嫌われるようなことは普通しません。注意してくれなければ、あなたは一生そのことに気付くことなく、知らず知らずのうちにマイナス評価をされていたかもしれないのですからね。

過度に期待しないべし

人は全知全能ではありません。相手に過度に期待しないと、いちいち相手にイライラしなくなります。90%くらいできればOKくらいの気持ちでいましょう。

give firstすべし

相手に貸しを作ると、いざというときに助けてくれるものです。しかし、見返りを期待しないようにしましょう。そもそも、「○○してあげたんだから、○○すべき」という等価交換を前提にしてはいけません。あなたが勝手にやったことなのですから、

自信と余裕を持つべし

自分を高めていけば、自分に自信や余裕が持てるようになります。

・許せる、謝罪ができる
・周囲に気を遣える洞察力が出てくる
・損得で行動しない、皆に平等に接する
・思いやりがある、感謝ができる
・適度な自信がある、自分の芯を持っている
・相手を否定しない、悪口や嫌味を言わない、見下さない
・謙虚で素直、自慢をしない

自慢してしまう人は、もっとすごい人がいることを思い知るべし

「お金持ち」と自慢したところで、上には上がいます。惨めなマウンティングは虚しいことに気付きましょう。

感謝を忘れないべし

他人のことをやってあげる義理はありません。そもそも、人間はそもそも1人では生きていけません。ですから、「やってもらって当然」という思考は捨ててください。「やってもらわなくて当然」と思っていれば、自然と感謝の言葉が出てくるはずですよ。

重要なイベントは参加すべし

歓送迎会・忘年会など、オフィシャルなイベントは参加しましょう。「協調性がない」と思われると、居場所がなくなります。オフィシャルでないものは、2～3回に1回くらい顔を出すくらいがいいですね。断るときも角が立たないように気を付けましょう。

噂話よりも自分の感覚を優先すべし

「あの人は、怖いから気を付けた方がいいよ。」と言われても、その人と会いも話もせずに、「怖い人」と決めつけてしまうのはよくありません。そう思い込んでしまうと、本当にそういう風に見えてしまうからです。

人の話をまともに受けずに、自分自身で会話して感じたことを信じましょう。また、「ギャルっぽい見た目をしているから、チャラくて頭が悪い人」という思い込みも禁物です。

その他

他にも、意識しておくとよいことを列挙しておきます。

・約束は守る、嘘はつかない
・ポジティブ思考
・褒め上手で聞き上手

嫌われない話し方のポイント【随時更新】

・「要するに」を多用しない
・相手のミスは、「～ではないの？」と質問調で指摘する
・先に弱点をさらす(例：おっちょこちょいです)ことで、親近感を持たせる
・共通点が多いと、親近感がわいてくる
・プライベートもある程度話すことで、警戒感を拭う

交渉のポイント【随時更新】

・ダブルバインドの活用
・「皆やってる」「権威」を活用

最後に

人間関係は一度失敗すると、やり直しがききません。十分に注意しましょう。。。