もくじ
難関大学の裏話
推薦合格はゆとりなのか?
推薦合格は果たして「ゆとり」なのでしょうか?確かに、一般受験を潜り抜けた者からすれば、大変な受験を経験していないので「ゆとり」と思うでしょう。現役/浪人の差別はあまりありませんが、未だに推薦/一般の差別は残っています。
(※といっても、慶應のSFCや早稲田の所沢キャンパス、東大の文Ⅲほどではありません。これらの学生と同じ大学とみなされることに強い抵抗感を持っている人が意外と多いです。)
もちろん、推薦合格は正当な方法であって、一般組のただのやっかみだと思います。そもそも、皆大学に入ると総じてバカになりますので、結局のところ、学力水準は一般も推薦も変わらなくなります。
一方、勉強したくないからレベルを下げて推薦を狙う人は本当の「ゆとり」です。大学受験程度の壁を乗り越えられないでどうするのでしょうか?勉強は自分で完結するのでとても楽なものです。そもそも、大学に入ったらゴールではありません。形はどうであれ、勉強は大学に入った後もずっと続くのです。
中学生担当の個別指導はバカがなる
高学歴の大学生には、塾講師のバイトが非常に人気です。時給が1500~2000円と稼ぎが良いからですが、「高校生にはとても教えられないから中学生に教える」「集団なんて無理無理。個別一択。」というバカが中学生相手に個別指導をします。ちなみに、頭のいい塾講師は、稼ぎがより良い高校生か集団授業を担当します。
予備校の裏話
改善する気のないアンケート
授業や講習を受けると、講師や校舎などについてのアンケートをお願いされることがありませんか?実は、このアンケートに甚だ疑問があります。本来アンケートとは、顧客の要望を把握して改善していくための資料であるはずです。
しかし、事務方としては、「目的が形骸化している」と思わざるを得ません。先生の悪評はシュレしてしまいますし、要望が実現したことはほとんどありません。わざわざ生徒の時間をいただいてアンケートを回収しているのですから、サービス改善のためにキチンと活用していただきたいものです。
倉庫には廃棄テキストが山積み
倉庫は整理されておらず、過年度のテキストがたまに出てきます。しかも、発注単位が大きいため(100部とか)、廃棄テキストが山積みという光景もしばしば見られます。非常にもったいないです。
「えた・ひにん枠」がある
中には、人間性が残念な講師も当然いらっしゃいます。バイトからすると、面倒な人です。そして、その講師の担当になってしまった運のないバイトを「えた・ひにん」と呼ぶことがあります。
彼らは、他のバイトと給与は変わらないのに精神的負担は半端ありません。「彼らが頑張っているのだから、他のバイトももっと頑張れ」という意味合いから「えた・ひにん」のようですが、失礼極まりません。
予備校の講習はいくつ取ればよいのか
予備校の関係者に「講習はどのくらい取ればよいのか」と聞いてはいけません。当たり前ですが、「たくさん取れ取れ」というはずです。たくさん講習を取ってくれれば、その分売り上げにつながりますからね。「合格する人は〇個以上の講習を取っています」といって不安を煽るのが常套手段です。
しかし、「講習は○個とればよい」という単純なものではありません。「通常の授業で取れない教科を学ぶ」「苦手分野を重点的に学習する」「今までの復習をして基礎を固める」「大学別の対策をしたい」といった「目的」があって取るものが講習です。
ですから、生徒の学力状況や志望校などによって、当然変わってきます。そもそも、講習をたくさん取って満足してはいけません。消化不良にならないように注意が必要です。
愛想がよい生徒はお得
愛想が良いのはもちろん、感謝できる人や話をきちんと聞いてくれるような人間的に可愛い生徒の方が何かとお得です。自然とこちらもアドバイスしたい気になりますからね。
授業中に寝るのは何も問題ない
私は、「授業中に寝る」「内職をする」ことは問題ないと思っています。周囲に迷惑がかからなければ、自己責任だからです。(※いびきはダメです)
たまに「寝てると怒る先生」がいますが、良い授業なら自然と生徒は聞いてくれます。先生のくだらないプライドのために、「寝ている奴は周りの士気を下げるからダメだ」という謎の論理を振りかざすのはいかがなものかと思います。あくまで、先生へのマナーの問題であって、先生がつべこべ言う問題ではありません。