合格者に共通?勉強のモチベーションを飛躍的に高める10の方法

やる気が出ないときは

「勉強しなきゃいけないのに、ついつい遊んでしまう…」という経験ありませんか?つい楽な方に流されてしまうのは人間の性です。そう、人間は弱いのです。

スマホや漫画などの誘惑を遠ざけてもどんどん新たな誘惑は生まれてくるもの。勉強以外の誘惑をなくして相対的に勉強へのモチベーションを高めることよりも、勉強自体へのモチベーションを高めた方が良いに決まっています。そこで、積極的にやる気が出るようになるための方法をご紹介します。

方法1:目標を成し遂げた自分を想像する

「みんなにすごいねと言われたい!」「お金をたくさんもらいたい!」であっても、理由は何でも構いません。少しモチベーションが下がってきたなと思ったら、見事目標を成し遂げた自分を想像してみましょう。「こういう自分になりたい!」と思えるのは、結構良い刺激になりますよ。

方法2:勉強への興味を持つ

「実生活ではこういう風に役立っているのか!」「知っておくと役立ちそうだな」「友人に教えてあげよう!」「へえ、そうなんだ。面白いなあ。」と思えなくとも、なるべく思えるように努力してみましょう。勉強すること自体が面白いなあと思えれば、もう怖いものなしです。義務感だけでは辛いものがあります。

方法3:飽きをなくす

同じことをずっとしていると、だんだん嫌になってきますよね。「飽きてきたな…」と思ったら、別の教科や単元に変えてみましょう。

方法4:「やることリスト」でやることを明確に

「やることが多すぎて何から手をつければいいか分からない!」という場合に効果的な方法の1つは「やることリスト」を作ることです。要するに、勉強の短期計画ですね。選択肢が多すぎると迷ってしまいがちですが、これでやるべきことが明確になります。ある作業をしているときに「あと、これもやらないと!」と色々考えてしまい、なかなか集中できない人には効果抜群ですよ。

ステップ1:すべきことを全て洗い出して優先順位をつける

「テキストの暗記」「問題集を解く」など、今あなたがすべきことを「全て」洗い出してください。そして、効果がある順、期日が近い順に優先順位をつけます。

ステップ2:逆算してスケジュールを立てる

次に、いつまでにどこまで終わらせるか目標を立てます。模試や試験本番、今月中までなど期日は何でもいいです。ただし、あくまでも現実的なものにするのがポイント。目標を高く設定しすぎてしまうと、「うわ、こんなにやらないといけないのかよ…」とかえって、やる気を失いかねません

そして、その日から逆算して今日や明日などに何をすればいいのかを決めます。ただし、予定は遅れるのが当たり前です。予定は決してキツキツにしないで週1は予備日にするくらいの気持ちで立てましょう。

ステップ3:スケジュール帳に記す

ステップ2の作業に基づいて、各日ごとに何をすればいいのか「具体的に」記します。ポイントはそれを見れば他に何も考えないで済むようにすることです。例えば、問題集Aをやると漠然と決めるのではなく、「問題集AのP10の4番の問題を解く」というように具体的に決めます。

ステップ4 スケジュールを見直す

そしたら、あとは実行あるのみ。実行しなければ絵に描いた餅です。毎日どこまで進んだか確認し、やり終えたものには勢いよく×印をつけていきましょう。達成度が視覚的に分かるのでモチベーション向上につながります。小さな成功体験はモチベーションアップに欠かせません。なお、計画通りに進まずに遅れていたら見直すことも必要です。

方法5:過去問を解いて距離の差を実感

ぜひ最近の試験の過去問を1度眺めてみてください。これで、「うわ、このままじゃやべえな」と現実を直視できるようになります。現実から逃げてはいけません。今あなたが遊んでいる間にも、ライバルは勉強しているわけです。このままではどんどん差が広がってしまいますよ。

方法6:やらねばならない状況に持ち込む

目標を宣言する

親、友人などに思い切って「目標を宣言してみる」、「友人と成績で勝負」というのも1つの手です。恥ずかしい思いをしたくないので嫌でも頑張るようになりますからね。とくに、自尊心やプライドが高い人には有効な方法といえます。「そんな宣言なんてできないよ!」という人は、覚悟がまだ決まっていない証拠です。

損をしたくない気持ちを使う

また、「損をしたくない」という気持ちはかなり大きな力となります。例えば、「もし判定がD以上じゃなかったら模試の代金を自腹で負担する」という取り決めを親とぜひ作ってみてください。模試はだいたい4000円から5000円かかるので、損すると痛いと思える金額ですよね。

恐怖の感情を利用する

さらに、勉強しないと怒ってくれる人がいると、「怒られたくない!」という恐怖心が生まれ、その恐怖を回避するために行動するようになります。恐怖の感情を利用するのも有効な手段です。

方法7:誘惑を物理的に遠ざける

どうしても目の前の誘惑をなくしたい場合、物理的に誘惑を遠ざけるしかありません。自習室や図書館に行くのが一番ですが、家の中ではどうすればよいのでしょうか。

レベル0:すぐに解消できる誘惑は解消する

「漫画の最新刊の内容がどうしても気になる!」というような「すぐに解消される誘惑」ならいっそのことなくした方が効果的です。ただ、さっきまで遊んでいたのに、今から突然頭を切り替えて勉強しようというのは結構難しいものです。そういうときは、「部屋を変える」「トイレに行く」などして、今までの流れをリセットしてから勉強を始めるようにしてみましょう。

レベル1:誘惑にたどり着くまでに面倒くさいと思わせる

「パスワードロックアプリをインストールして、超長いパスワードを打ち込ませる」「スマホの電源を切る」「『試験まであと何日!』とスマホの待ち受け画面に出して、嫌でも勉強を思い出させる」といった方法がおすすめです。すると、次第にスマホを見ること自体が嫌になってきますね。誘惑にたどり着く途中に嫌な思いをすることがポイントです。

レベル2:物理的に距離を作る

「遠くの部屋に置いておく」「親に預ける」などがあります。すぐ近くに誘惑を置いておくからいけないのです。ならば、遠ざけてしまえば良い話ですよね。

レベル3:物理的に不可能にする

これは、最終手段です。「SNSを退会する」「スマホの充電をしない」「アプリをアンインストールする」「漫画を捨てる」などと物理的に誘惑に流されることを不可能にする方法です。ただ、ここまで到達するのはよほどのこと。たいてい後悔します(笑)。

方法8:勉強しやすい環境にする

勉強する環境はやはり大切です。気候的な条件としては快適な気温、湿度がベストですね。暑いとボーとしてきてやる気が出ませんし、寒すぎると勉強どころではありません。20~25度くらいがちょうどよいです。

また、雑音があると集中できない人は、周りが静かな図書館や自習室がおすすめです。しかも、周りがみんな勉強しているので自然と勉強する気になります。もちろん、漫画やゲームといった誘惑もありません。「家だと集中できない!」という人にはもってこいの環境です。

一方、「皆が遊んでいる中で勉強している私って偉い!」と感じたいならば、あえて周囲の人が勉強していない電車の中などがおすすめです。他にも、「外には出たくないけれど、監視されていないとつい誘惑に負けてしまう…」人ならば、他人の目があるリビングなどの環境がおすすめです。

人によってまちまちだと思いますが、あなたにとって集中しやすい環境、勉強せざるを得ない環境がベストだと思います。

方法9:心理的なハードルを下げる

始めてしまえば意外と続く

心理学用語に「作業興奮」というものがあります。これは、一度始めさえしてしまえば意外と続けられることを指します。学校が嫌なときでも、「それは学校に行くまでであって、いざ学校に着いてしまえばそこまで苦にならなかった」という経験ありませんか?つまり、一度「勉強」という行動を始めてしまえば、意外と勉強し続けることができるということです。

ということは、勉強という「一歩」を踏みだしやすくすればいい話です。始めるまでの一歩が辛いのですからね。それならば、その最初のハードルを下げてあげれば良いのです。机の上を常に整理しておいて、思い立ったらすぐに勉強を始められる環境にしておくことも大切でしょう。

また、さっきまで遊んでいたというときには、お手洗いに行くなどして、今までの流れを一旦リセットすることも有効な方法です。

はじめの1歩を踏み出しやすくする

例えば、スマホやウォークマンなどに英語のリスニングデータを移してみましょう。CDラジカセの前でスタンバイして聞くよりも気軽にリスニングを始めることができます。さらに、お気に入りの音楽のあとにリスニングが始まるように設定しておけば、自動的にリスニングをする環境に持っていきやすくなります

他にも、得意教科から始めてみる、今の自分でも解ける簡単な問題から解いてみるなども考えられます。いきなり苦手な教科から始めるよりは勉強しやすくなると思いませんか?

また、一度にやる量を減らすことも効果的です。1度に10ページもまとめて覚えようとしないで、「まずは1ページ」という意識をもってみましょう。「10ページやらねば!」と身構えるよりは苦に感じないですよね?同じ理由で、一度に完璧にしようとすることもおすすめしません

スマホで勉強

さらに、まずはスマホで勉強してみるのも手です。机の上に座って勉強するよりも、スマホなら取っつきやすいはずです。英単語帳を開いて英単語を覚えるよりも、英単語帳の1ページを写真で撮ってスマホのギャラリーで見た方がまだ始めやすくないですか?待ち受け画像に設定すれば、「嫌でも」英単語の勉強ができます(笑)。

こういう意味では、スマホで学習できるeラーニングは始めやすいですよ。アプリかブラウザを立ち上げてしまえばいいだけですし。

方法10:勉強するときの行動習慣をつくる

人間には「行動習慣」というものがあります。「寝る前には歯を磨く」「朝起きたら顔を洗う」などとくに意識しなくとも自然と体が行うようなことです。この習慣を身に付けると、勉強を始めやすくできます。

例えば、「夜になったら勉強する」「この音楽をかけたら勉強する」「電車の中では単語を覚える」「この部屋に入ったら勉強する」「自習室に行ったら勉強する」など簡単なことで全然構いません。

注意点としては、そのときに勉強以外のことをしてはならないということです。そのルールを数か月程度維持する必要があるものの、一度習慣ができてしまえば心強いものです。この音楽を聞いたら、「あ、勉強しようかな」と思えるようになれるのですから。

今から試したい!合格者に共通する勉強への驚くべきマインドとは?

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