予備校関係者が伝授!大手予備校のメリット・デメリットとは?

予備校

大手予備校に通うとどんなメリットやデメリットがあるのだろう?」と疑問に思ったことありませんか?そんな疑問に、予備校に3年間通った経験がある&バイトしていた私がお答えします。「どの予備校に通おうかな?」と考えている人、必見です!

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4つのメリット

メリット1 すぐに講師に質問できる

職員室のようにかしこまった感じではなく、オープンスペースで気軽に足を運べるようになっていることが多いです(小規模校舎では特に顕著です)。少し内気な人でも足を運びやすいので助かります。

もちろん、時間がなくて十分な質問ができないときもあります。しかし、すべての授業が終わった後など時間があるときならば、たいていの講師はしっかりと対応してくれます(それが仕事だからです)。中には、すぐに帰ってしまう講師もいますが(笑)。

また、授業の質問だけではなく、効率の良い勉強方法や相談もできます。さらに、講師に質問がすることができない場合や講師に質問するほどでもない些細なことであっても、相談に応じてくれるシステム(河合塾のフェローシステムや駿台のCLなど)が大手は整っているのが特徴です。

メリット2 サポート体制が整っている

大学受験はあなたの人生を大きく左右する一大イベントですから、困ったときにすぐに相談できるというのは頼もしい限りではないでしょうか。進路の相談だけでなく、受験情報なども容易に手に入りますから、不安や悩みをすぐに解消できます。不安や悩みを抱いたままでは、なかなか勉強に身が入らないですよね。

メリット3 自習室など勉強の環境が整備

自習室は勉強をするにはもってこいの環境です。静かでエアコンが効いているので快適に過ごせます。さらに、志を同じくするライバルが一緒に勉強しているという環境がモチベーションの維持や向上に非常に大きな役割をもちます。

また、人間は周りの環境に流されやすいもので、みんなが勉強していれば自然と勉強する雰囲気になるものです。さらに、「皆が勉強しているのに、自分だけ勉強しないなんてみっともない!」というプライドが勉強を後押ししてくれたりします。なかなか家で勉強が進まないときは自習室に行くことを強くおすすめしますよ。

メリット4 やるべきことが明確

「あれもこれもやらないといけないのでは…」などと悩む必要は全くありません。合格するために必要十分なものがカリキュラムにしっかり組まれているので、ただ示された「やるべきこと」をやっていくだけで問題ありません今何をすればいいのかが明確であることは勉強の指針として大いに役立ちますし、余計な回り道をせずに、最短距離で合格に近づくことができますよね。

予備校のデメリット

デメリット1 いいお値段する

週1で1教科約20000円となかなかいい値段します。これに、夏期講習や冬期講習などが合わさってくると、年間で20万円は軽くいってしまいます。さすがに複数教科となると辛いものがありますね…ですので、eラーニングと上手に組み合わせることをおすすめします。

デメリット2 自由度が低い

授業の時間が決まっているので、部活などで忙しい人には都合がつかない場合があります。これは、ライブ授業の宿命というべきでしょう。ただ、「他の時間帯の授業への振り替え」や「録画していたビデオを視聴できる」といったフォロー体制は整っているので、数回程度の休みなら問題ありません。

デメリット3 自分で勉強する姿勢が大事

予備校に通っているだけで安心してしまう生徒さんが中にはいらっしゃいます。当たり前ですが、予備校は魔法学校ではありませんただ通うだけで成績が伸びるなんてことは絶対にありません。早く成績が伸びる手助けをしてくれるだけです。そこをはき違えてはいけません。

また、中学校のように「先生に怒られるのが嫌だから仕方なくやる」といった受け身の勉強でもいけません。お尻を叩いてくれるような講師はほとんどいませんからね。自主的に計画的に勉強していく姿勢が求められます。それができない人は、家庭教師や個別指導などを利用した方がまだいいですよ。

番外編:「家庭教師のトライ」のお値段は?【19.7.15追記】

家庭教師で有名なところは「家庭教師のトライ」でしょう。高3生の1コマ150分にかかるおおよその料金は以下の通りです。通常は1月4回コースなので、4倍したものが月謝になります。つまり、おおよそ大手予備校の約2倍近いお値段がかかってしまうようです。

学生の先生:6,000円
指定講師:10,000円
プロ講師:16,000円

トライは、講習を含めて「コマ数を買う」というスタイルなので、1月4コマを全て同じ教科にする必要はありません。そのため、1月4コマだけ買っておけば、指導科目を柔軟に変えることもできます。また、独自模試などはありません。

小さい校舎の場合、校舎専属の先生は2人くらいです。そのため、大半の先生は校舎を掛け持ちしており、曜日の制限がしばしばあります。

まとめ

ライブ授業型の大手予備校のメリット、デメリットなどをお伝えしました。参考になれば幸いです。

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